Googleアナリティクスの機能「ページの価値」を活用して貢献度を見てみよう!

Googleアナリティクスの機能「ページの価値」について、設定方法や定義、正しい見方を紹介します。

Webサイトでは多くの場合に目標(コンバージョン)を設定しますが、
目標に対して、各ページがどの程度貢献しているかを判断できると便利ですよね。

この記事では、Googleアナリティクスで「ページの価値」機能を使ってページ単位での貢献度を算出するステップを紹介します。また、最後にはコンバージョン数を増やすための具体策も紹介します。

※これとは別に、セグメント機能を利用してページの訪問数と対象ページを経由した際のCVRを手動で算出して貢献度を出す方法もあります。グラフとして可視化できたり、いろいろ細かくデータを活用したい方は是非「訪問数とページ毎のCVRをグラフで可視化【Googleアナリティクス】」の記事も読んでみてくださいね。

ページの価値機能の紹介

Googleアナリティクスの機能「ページの価値」とは、各ページが目標(コンバージョン)にどの程度貢献しているかを測る指標です。 行動>サイトコンテンツ>すべてのページから、一番右の列に表示されます。公式ヘルプでは下記のように解説されています。※事前準備として別途設定が必要です。設定方法は後ほど紹介します。

「ページの価値」は、サイトのコンバージョン ページに到達したり e コマース トランザクションを完了したりするまでに、ユーザーが経由したページに対して割り当てられる平均的な価値です。この値は、サイトの収益に貢献しているページを把握するうえで目安として役立ちます。たとえば、サイトで e コマース トランザクションが発生したセッションで、まったく閲覧されなかったページはページの価値が 0 円になります。

参考:Googleアナリティクス公式ヘルプ|ページの価値の計算方法

例えば下記のサイトの場合、ページあたりの平均が190円の価値となっていますので、平均と比べてどうか、など判断することができます。

ページ価値の箇所をクリックすると、数値が高い順に並べ替えることも可能です。

ページの価値の計算方法

上記画像の右の列に表示されているページの価値の金額の計算方法は以下です。

ページの価値は次の式で算出されます。この式において、ユニーク ページビュー数とは、そのページにアクセスしたユニーク ユーザー数(セッションあたり)を表します。つまり、同一ユーザーが同じページに何回アクセスしても、各ユーザーはセッションごとに 1 回しかカウントされません。

e コマースの収益 + 合計目標値/任意のページのユニーク ページビュー数

参考:Googleアナリティクス公式ヘルプ|ページの価値の計算方法

Googleアナリティクスの公式には図での解説もありますが、もう少しわかりやすくしたものを下記で紹介します。

例えば、5,000円の目標値に対して、ユニーク ページビュー数(ページ別セッション数)が2回だった場合の図が下記です。
※Session2のように、1セッション内に2回閲覧があっても、1回でカウントされます。

さて、この場合の計算式は[0 +5,000]÷2=2,500円になります。

何となく想像できると思いますが、このような計算方法から、目標(コンバージョン)に近いページ(問い合わせフォームや詳細ページなど)であるほど、「ページの価値」金額は大きくなる傾向にあります。

ページの価値機能を使うための事前設定

先ほどから目標に対する金額が出てきているように、「ページの価値」機能を利用するためには、事前に目標に値を設定する必要があります。

設定は管理>ビュー>目標>目標の詳細 の画面から行います。
値のオプションをオンにして、金額を入れましょう。

値の設定目安
売上から逆算がおすすめです。例えば平均売上金額が2万円で、売上確定÷問い合わせが25%の場合は、2万円÷4で、5,000円に設定します。
値がJPYで表示されていない場合は?
管理>ビュー>ビュー設定の通貨の項目を「日本円(JPY ¥)」に設定しましょう。 

「ページの価値」を使ってコンバージョン数を増やすには?

簡単にまとめると、大枠は下記の2つの方針を行うことでコンバージョン数が増える可能性が高くなるといえます。

  1. ページの価値の高いページの閲覧数を増やす
  2. ページの価値の低いページの閲覧数を減らす

具体例を下記の図にまとめてみました。このケースの場合、ページAの貢献度が800円で高く、ページFの貢献度が10円と低いことがわかりました。また、トップページからはページFに対する動線が目立っており、実際のセッション数もページAの20倍あります。そこで、ページFとページAへの動線位置を逆転させてみます。結果、ページ貢献度の高いページAのセッション数を増やすことに成功しています。つまり、上述の2つの方針を一気に実現する例となります。

通常はこのように単純に改善できるケースは稀ですが、イメージとしては掴んでいただけたのではないでしょうか。

改めてですが、ページの価値の低いページは、ユーザーがコンバージョンすることに対するモチベーションを下げている可能性があるので、訪問数が下がる施策を打ってみる。対して、ページの価値の高いページは、ユーザーにもっと多く見てもらうことでコンバージョン数が増えるポテンシャルがあるため、訪問数が増える施策が良いと判断できます。また、前述の通り目標(コンバージョン)に近いページ(問い合わせフォームや詳細ページなど)であるほど価値が高くなる傾向のため、できる限り同じ階層やページ間での比較を行うことをおすすめします。

Googleアナリティクスのページの価値機能は、Webサイトの改善とセットで考えてみてくださいね。

グラフとして可視化できたり、いろいろ細かくデータを活用したい方は「訪問数とページ毎のCVRをグラフで可視化【Googleアナリティクス】」の記事も参考になるので是非読んでみてください!

 

           

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